2025 01月22日 |
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2015 09月07日 |
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・本プロジェクト主催のイベントが開催されます。
ご関心のある方々は、ぜひご参加ください! ↓ 「宗教と社会」学会「現代社会における移民と宗教」プロジェクト 2015年度シンポジウム「地域社会における「多文化共生」と宗教」 【趣旨】 1990年代に生まれた「多文化共生」という言葉が、人口に膾炙するようになってから久しい。多様な文化的背景を有する人々との共生という理念は、日本社会で広く受け入れられてきたといえる。少子高齢化の深刻化にともなって人口減少社会となっている現在、政財界の強い関心事となっている外国人労働者の大規模な受け入れが実行されていけば、今後ますます社会の「多文化化」や「多民族化」が進み、共生の問題がより重要になっていくことは間違いない。 とはいえ、「多文化共生」の取り組みの実態に関しては、必ずしも社会に広く認知されてきたわけではない。本シンポジウムでは、そうした現状を鑑みてその第一の目的を、それぞれの地域社会における「多文化共生」のありようについて情報交換することを通じて、各地のこれまでの成果と課題を議論することとした。 そのうえで、「多文化共生」を考える際、日本では「宗教」の重要性が看過される傾向にあった点を批判的に検討することが、本シンポジウムの第二の目的である。本シンポジウムでとくに注目したいのは、移民たちへの支援において宗教関連の組織や施設、宗教者等が重要な役割を担ってきた、という事実である。もちろん、「エスニック・チャーチ」という語があるように、異邦の地で暮らす移民たちにとって宗教が、言語や文化を共有する同胞たちがまとまり、互助機能を持ったコミュニティとしての役割を果たすという例は数多い。また、人類全般についての平等観を有して普遍的な救済を志向し、特定の民族や国籍をこえた利他的な活動を行ってきた宗教や宗教者たちも少なくない。 政教分離原則、信教の自由といった点や、宗教が引き起こしてきた社会問題の数々により、日本社会においては宗教に対するネガティヴ・イメージや無関心が広がってきた。だが、前述の諸問題を鑑みれば、「多文化共生」において、今後も宗教を看過し続けることは有益な態度であるとは決していえないだろう。そこで本シンポジウムでは、各地の事例を通じて地域社会における「多文化共生」に参画する(しうる)アクターの1つとしての宗教の可能性について模索する。 なお、今回のシンポジウムは、「外国人集住都市」として知られている静岡県浜松市を開催地とし、当地の状況についても知ることのできるプログラムとなっている点は強調しておきたい。 ◯シンポジウムの概要 開催日:2015年11月7日(土) 会場:静岡大学浜松キャンパス 創造科学技術大学院2階会議室 主催:「宗教と社会」学会「現代社会における移民と宗教」プロジェクト 共催:福祉社会学会、日本都市社会学会、静岡大学人文社会科学部・山本崇記研究室、日本学術振興会平成26-28年度科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)「日本のカトリック教会による移住・移動者支援の実証的研究」(研究代表者:白波瀬達也、研究分担者:星野 壮、高橋典史) 趣旨説明 12:30-12:40 高橋典史(東洋大学) 第1部「浜松市におけるベトナム難民の定住化と宗教」12:40-14:10 第1報告 白波瀬達也(関西学院大学) 「浜松市におけるベトナム系住民定住化の背景」 第2報告 古橋楓、山田明(トランバンミン)、西崎稔(以上、静岡県ベトナム人協会) (1)古橋楓(世話人)「ベトナム政治難民と経済難民について」 (2)山田明(会長)「私の歩んだ歴史と浜松三方原教会とのかかわりについて」 (3)西崎稔(コーディネーター)「静岡県ベトナム人協会の活動と今後の課題」 第3報告 高橋典史(東洋大学) 「支援者と難民たちの協働の場としての教会の役割」 質疑応答 13:50-14:10 司会:白波瀬達也(関西学院大学) (休憩)14:10-14:30 第2部「外国人集住/非集住地域における宗教と「多文化共生」」14:30-17:40 第1報告 松岡真理恵(浜松国際交流協会) 「浜松における「多文化共生」の取組みと宗教の関り」 第2報告 山本崇記(静岡大学) 「被差別部落/在日コリアン混住コミュニティにおけるキリスト者の地域化の戦略」 第3報告 徳田剛(聖カタリナ大学) 「日本の地域社会の多文化化における教会の役割」 第4報告 岡井宏文(早稲田大学) 「日本のムスリム・コミュニティと地域社会」 (休憩)16:10-16:20 コメント 高畑幸(静岡県立大学) 全体討議 司会 星野壮(大正大学) 懇親会18:30- (浜松駅近辺) ◯参加方法 【要事前申込】下記の事項を書き添えてEメールにてお申し込み下さい ・記入事項 (1)お名前、ご所属、ご連絡先(メールアドレス等) ・申込先E-mail: takahashi021(a)toyo.jp →(a)を@に変更してメールしてください ◯お問い合わせ先 高橋典史(東洋大学社会学部) E-mail: takahashi021(a)toyo.jp →(a)を@に変更してメールしてください ◯下記フライヤー(チラシ)は、こちらよりPDFファイル版をダウンロードできます。 PR |
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